オンライン留学は意味があるのか?

来年の1月からオーストラリアに留学予定の大学生です。

私は元々、高校卒業と同時に渡豪しオーストラリアの大学に入学する予定でした。しかし、コロナの蔓延により断念せざるを得なくなり、とりあえず地元の国立大の夜間主に進学し、午前中はオーストラリアの学校から提供されるオンライン授業を受けていました。いわゆるオンライン留学というものを1年間やっていたということになります。

初めてのブログは『オンライン留学は意味があるのか?』について実体験も踏まえ、書いていきたいと思います。

まず、結論から述べると本来の留学が出来るならオンライン留学はやる意味がないです。

オンライン留学ではオンラインの授業中こそは違う言語を話しはしますが授業中以外はいつもの日常と全く変わらない。つまり、オンライン留学では本来の留学でしか体験することが出来ない違う環境、違う言語、違う文化に囲まれて過ごすことが出来ないのです。語学のために留学したいという人もいますが、オンライン留学ではどうしても他言語を話す機会が本来の留学より少ないのであまり期待はできません。

また、これは実体験ですがオンライン授業のためサボろうとすればいくらでもサボれてしまうのでサボる人が出てくるという問題もあります。一人サボる人が出てしまうとディスカッションなどのグループ課題が出来なくなって授業についていけなくなってしまいます。このようなこともあり、モチベーションを保つのが非常に難しいです。実際、途中から授業に参加しなくなった人も結構いました。

さらに、留学の醍醐味である海外の友人を作ることも難しいです。海外の人と話すことはありますが、顔と顔を合わせて話すわけではないため親しい関係になりにくいです。しかし、現地で留学する予定があるのであればオンラインで知り合いになっておくことで現地ですぐに親しくなるといったメリットもあると思います。

今上げたことのようにオンライン留学では手間や費用面を除いて本来の留学の下位互換と言ってもいいです。そのため、本来の留学をすることが出来るならばオンライン留学をやる理由はないです。しかし、オンライン留学は本来の留学の補助としてならば活用する意味はあるでしょう。